昨年度、三重県桑名市の長寿認定こども園において、給食を食べきれない2歳児クラスの園児に対して保育士が4時間に渡り給食を強要していたことが、今年3月にわかったとの報道がありました。
園児はその間トイレに行けず、失禁してしまったとのことです。
報道によれば、長寿認定こども園での不適切保育は他にもあったようです。
この記事では、三重県桑名市の長寿認定こども園で起きた不適切保育について詳しく調査しました。
園児に4時間の給食強要
報道によると、この園児は2歳児クラスの子どもだったそうです。
その時期の子どもへの食事の関わりとして、適切な方法は他になかったのでしょうか…。
現在、桑名市が原因や聞き取り調査を行っているとのことです。
現場となった長寿認定こども園の場所は?
現場となった保育園は、三重県桑名市北寺町にある長寿認定こども園です。
建物がとても綺麗で、ピンクの外壁が印象的です。
長寿認定こども園の想いを『三つ子の魂、百まで。』と題し、続けて次のように記載されていました。
『一生を決めるたいせつな時期だから、一人ひとりの可能性を、できる限り伸ばしたい。』
園児に対する可能性を大事にするという保育方針があるようです。
不適切保育は日常的にあった!?
長寿認定こども園で起こった行き過ぎた食事の指導はこれまでに何度あったのかは明らかにされておらず、日常的におこなわれていたかどうかについては不明です。
ただ、市の聞き取り調査の中で、新たに報告されたこともありました。
足を引っ張る行為もあった
市の立ち入り調査では、給食を食べるよう強要する以外にも、園児の足を引っ張るなどの行為もあったとのことです。
どういった状況で園児の足を引っ張ったのかわかりませんが、遊びの一環だとしても足を引っ張るのは危険ですよね…。
保育園の対応は?
園は保護者会で不適切保育があったと説明し、該当保育士を自宅待機、園長は交代するということです。
また、園が利用者に向けて次のようなメールが送ったそうですが…
SNSでは、一番重要な解決策の内容が意味不明であるとの指摘もみられました。
①も不適切保育マニュアルって、あたかも不適切な保育をするためのマニュアルみたいなタイトルだし、①も②も中身とどう活用されるかが大事であって、これでは説明責任果たせていないし親も納得しないでしょ。製造業でこんなのやったら取引先いなくなるレベル。
— つらぽよ (@CCisMyWife2) May 3, 2023
全く本質理解がない赤枠部分から園の方針だった感が汲めるにも関わらず副園長スライド人事とゆり組担任だけの謹慎。うち一人は精神崩壊?きっと市から何か言われても本質を理解できることなく「こう言われたからやってます」で終わりだろうな。園長なんて辞任してもどうせ経営側にいるでしょ?
— Booth🎯ブース (@booth_booth) May 3, 2023
一番の被害者である、2歳児クラスだった園児に対する謝罪やケアについても気になりますね…。
世間の反応
まだ分かってないアレルギーがあって食事すると違和感があって拒否してるとは考えないの?
— まろまろ医療事務 (@EBO7gSn7vDXFHCL) May 3, 2023
食事の指導で失禁させる意味がある?
ないよね。単なる虐待でしょ。
4時間ってことは園ぐるみでしょ。
トラウマを植え付けるねー。
— 4half(ヨハン)あたちと♪わたしと!ペペペ一家🐾 (@4half) May 3, 2023
ここまでしてこの保育士は何を子どもに伝えたいのか。もし4時間かけて子どもが食べたとして、その子に芽生えるものがプラスの感情だと思っているんだろうか
— Fireしたい保育士 (@Fire25601139) May 3, 2023
まとめ
長寿認定こども園の不適切な保育について紹介しました。
今後の調査も気になるところですが、当事者の園児の心の状態も心配です。
早急にケアが施されることを期待します…!
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