テレビにも出演されている睡眠博士として有名な柳沢正史(やなぎさわまさし)さんが、ノーベル賞有力候補として話題になっていますね。
現在は筑波大学で教授をされている柳沢さんですが、過去にはアメリカの大学で研究を行っていた経歴の持ち主です。
長きに渡りアメリカを生活の拠点にされていたようです。
来月のノーベル賞発表を控えて、柳沢さんのこれまでの受賞歴や家族構成や経歴などを調べていきたいと思います。
〈目次〉
- 柳沢正史の経歴：家族構成
- 柳沢正史の経歴：学歴
- 柳沢正史の経歴：学歴
- 柳沢正史の経歴：医学研究者に専念
- 柳沢正史の経歴：渡米後
- 柳沢正史の経歴：受賞歴
- まとめ
柳沢正史の経歴：家族構成
柳沢正史さんの家族を調べたとところ、奥さんとお子さんがいることがわかりました。
奥さんですが、お名前は柳沢裕実(やなぎさわひろみ)さんというそうです。
裕実さんも柳沢さんと同じ医学の世界で活躍されているようで、筑波大学の研究センターで教授をされています。
裕実さんとは、大学時代からのお知り合いだったそうですよ。
また、お子さんについてですが、3人の子宝に恵まれていました。
長女の美緒さんは、アメリカで外科医をされています。
美緒さんには子供が3人いるみたいですので柳沢さんはお孫さんがいるおじいちゃんなんですね。
次女については、調べましたが詳しい情報はありませんでしが、フランスに留学経験があるようでやはり優秀なお子さんなのは間違いないようです。
三女は、アメリカで獣医師をしていることが分かりました。
お子さんは3人とも女性なんですね。
柳沢正史の経歴：学歴
出身中学:武蔵中学校
出身高校:武蔵高校
出身大学:筑波大学
柳沢さんの学歴を調べてみましたが、やはり優秀な学生時代を送っていました。
小学生の時は、フルートやピアノなど習っていたようですが、あまり真面目には取り組んでいなかったようです。
出身高校である武蔵高校は、東京都にある高校で偏差値が69の進学校です。
私立高校の御三家と呼ばれ開成高校・麻布高校と並んで多くの著名人を輩出しています。
また大学は、茨城県の筑波大学を卒業されていますが、医学部は全国から優秀な人材が集まるようです。
つくば市自体が研究に力をいれている都市なので、もしかしたら柳沢さんも、研究が存分にできる環境を求めて入学したのかもしれません。
最終的には、筑波大学大学院医学研究科博士課程修了です。
柳沢正史の経歴：医学研究者に専念
柳沢さんは小学校1年生の時から、「将来研究者になりたい」と周囲に話していたそうです。
医学部卒業するときに「今日の患者ではなく、明後日の患者を治したい」と考えたようで、その結果、医学研究者の道に進まれたようです。
1985年に筑波大学医学専門学群卒業したあとは、岡崎の基礎生物学研究所へ1年間国内留学していたしており、そのあと、そまざまなプロジェクトに参加し研究をされています。
1989年に筑波大学基礎医学系講師に就任され、1991年には京都大学の医学部の講師に就任されました。
柳沢正史の経歴：渡米後
アメリカへは、1991年に渡っています。
きっかけはテキサス大学医学部教授でノベール生理学・医学賞を受賞しているジョセフ・ゴールドスタイン氏とマイケル・ブラウン氏、両氏がらスカウトされる形で渡米しています。
当時すでにノーベル賞を受賞していた方に誘われるとはすごいですよね。
テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター准教授及びハワード・ヒューズ医学研究所准研究員に就任しており、当時の職場にはのちのノーベル賞の研究者がいるような環境でした。
アメリカでは、もう32年ほど生活しているのですね。
もちろんアメリカの国籍を取得しています。
柳沢正史の経歴：受賞歴
1990年 茨城県科学技術振興財団 つくば賞
1997年 Robert J. and Claire Pasarow財団 Medical Research Award
1998年 国際腎臓学会 The Donald Seldin Award
1998年 米国薬理学会 The J. J. Abel Award
1998年 米国心臓学会 The Novartis Award
1998年 The Kilby Awards 財団 The Kilby Award
1999年 米国生化学・分子生物学会 The Amgen Award
2000年 ブレインサイエンス振興財団 塚原仲晃記念賞
2000年 東京テクノフォーラム21 ゴールドメダル賞
2001年 ノボノルディスク財団 The Jacobæus Award
2003年 Bristol-Myers Squibb Achievement Award in Cardiovascular Research
2006年 米国睡眠学会 Outstanding Scientific Achievement Award
2012年 The Ulf von Euler Lecture, Karolinska Institutet
2013年 日本心血管内分泌代謝学会 高峰譲吉賞
2015年 米国生理学会 The Walter B. Cannon記念賞
2016年 紫綬褒章受章
2016年 認定NPO法人日本ホルモンステーション 松尾賞
2017年 エルウィン・フォン・ベルツ賞1等（ベーリンガーインゲルハイム社）
2017年 ベーリンガーインゲルハイム社 エルウィン・フォン・ベルツ賞
2018年 朝日賞
2018年 慶應医学賞
2019年 高峰記念第一三共賞
2019年 文化功労者
2022年 時実利彦記念賞
2023年 生命科学ブレイクスルー賞
数々の賞を受賞している柳沢さん。
ノーベル賞受賞と刻まれるのも遠くはないのではないでしょうか。
まとめ
今回は柳沢正史さんについて調べてました。
学歴も受賞歴などすべてが凄すぎて圧倒されました。
プライベートもお子さんが3人にお孫さんが3人もいるなど、羨ましいですよね。
ノーベル賞の発表は来月ですので、ぜひ柳沢さんの受賞に期待したいです‼
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