4月22日、富山県高岡市にあるスイミングスクールで、スクールに参加していた5歳の男児が沈んでいるところを発見され、死亡が確認されました。
発見したのは同じスクールに参加していた他の子どもだったといいますが、どのような状況でスクールが行われていたのでしょう。
施設の責任者の名前や顔画像についても調査しました。
富山県高岡市の水泳教室で5歳男児死亡
22日、高岡市の「オーパスフィットネスクラブ高岡」のプールで、水泳教室に参加していた市内に住む保育園児・笠谷拓杜ちゃん(5)が沈んでいるのを近くにいた別の生徒が見つけました。拓杜ちゃんは心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。
引用元:日テレNews
事故の原因は?
地元・チューリップテレビの取材に対して、施設の責任者である形田博之さんは「取り返しのつかないことで重く受け止めている。溺れないだろうという前提に立っていたことが今回のことを招いてしまった」と監視体制が十分ではなかったと答えています。
当時の状況は?
責任者「沈んでいた子どもに気づいたのが、そこにいた子どもだった。教室に参加していた(児童の保護者が)救いあげて、プールサイドにあげて、コーチたちが気づいた。そこで心肺蘇生をしたんですけど。その中に保護者の方がいたので、すぐに心肺蘇生しして、AEDも準備して、子ども用があるので、それをつけても反応しなかったので、すぐ救急車も、溺れた時点で救急車も呼んであったので、それから5分ぐらいで到着したと思います」
引用元:チューリップテレビ
・沈んでいた拓杜ちゃんに気づいたのは他の子ども
・拓杜ちゃんを救い上げたのは教室に参加していた保護者
コーチたちが気づいたのは、拓杜ちゃんがプールサイドにあがってからということのようです。
また、「ヘルパー」と呼ばれる安全装置を装着していたそうですが、拓杜ちゃんがプールに飛び込んだ際に外れてしまったとのことです…。
監視体制について
責任者「プールサイドに3人いたけど、間隔あけてコーチが並んで監視するということを怠った。コーチは3人いたので、19人の中で3人は、少ないとは思わない」
引用元:チューリップテレビ
一般社団法人スイミングクラブ協会によると、コーチの人数は受講者の年齢やレベル、プールの大きさや指導方法など、様々な要素によって変わるそうです。
例えば、幼児コースの場合は7人を超えたら2名、児童コースの場合は10名を超えたら2名のコーチを目安に配置していますが、スイミングスクールのコーチの人数は、法律だけでなく、各施設や団体の基準や判断によって決まるようです。
コーチの人数に問題はなかったようですが、責任者は次のように話しています。
「『溺れないだろう』という考えからこういうことが起きたわけで、長い年数やっていれば何の問題もないが、結果緩みが出てしまった。」
引用元:チューリップテレビ
じゅうぶんな人数のコーチが配属されていても、監視が行き届いていなければ事故につながってしまうということですね…。
責任者の名前と顔画像は?
このスイミングスクールの責任者は形田博之代表取締役で、水泳指導に情熱を注ぎ、これまでに4名の日本ランキング入りの選手を育成してきたそうです。
今後はスイミングスクールやジムについては休業するそうです。
世間の反応
スクールなので 監視が行き届いていないというのは言い訳として成り立たないと思います。 一瞬の出来事かもしれないけど気づかないまま亡くなった子は可哀想で言葉もありません。 絶対にないことでは無いけど身長に合わせて深さ変えたり対策を今後してほしいです。
引用元:Yahooコメント
うちの子供、兄妹は下の娘がまだ2才位の時、旦那が2人を風呂に入れていて、旦那が自分のシャンプーをしているときに、娘が浴槽で足を滑らせて、アップアップ溺れかけてしまい、一緒に入っていた、4歳のお兄ちゃんが、本能的に妹を立て直そうとして何とか泣き声をあげて、旦那が気づきました。一瞬でも目を離したらダメです。
引用元:Yahooコメント
胸が痛む事故。 じぶんも小学校高学年で 風呂で溺れました。泳げるし、足もつく深さで。 びっくりしました。 だから、いま五歳男児を絶対ひとりで 風呂に入れない。スイミングスクールにも保育園経由でいかせていますが おそろしいですね
引用元:Yahooコメント
まとめ
スイミングスクールで起こった、胸が痛む事故について紹介しました。
同様の事故が今後起こらないよう、安全体制について改めて考え直す必要がありそうです。
亡くなった拓杜ちゃんのご冥福をお祈りします…。
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