日本橋ビル事故のゼネコンは『大林組』と『大成建設』!事故を繰り返すブラック企業だった!?

スポンサーリンク

9月19日に日本橋ビルの工事現場で起こった、支柱が転落し作業員が死傷した事故。

施工を担当するゼネコンは『大林組』と『大成建設』であることがわかりました。

調査していく中で、大成建設は過去にも同様の落下事故で作業員が死亡する事故があったようです。

大規模な工事現場では、過去の失敗を以ってしても何らかの犠牲は避けられないのでしょうか。

この記事では、日本橋ビル工事を担当していたゼネコン『大林組』と『大成建設』の、過去の事故と今回の事故現場の状況について調査しました。

大手ゼネコンは果たしてブラック企業なのか、気になるところです…。

目次

日本橋ビル事故のゼネコンは『大林組』と『大成建設』

現場はJR東京駅八重洲口の東約200メートル。地上51階・地下4階建てのビルにオフィスや劇場などが入る予定で、ゼネコン大手の大林組と大成建設の共同企業体(JV)が工事を担当。

引用元:讀賣新聞オンライン

大林組と大成建設は、共にスーパーゼネコンと呼ばれる日本の総合建設会社5社の1つです。

大手の会社ということで、信頼も大きかったと考えられます。

危険な作業も少なくない工事現場においてリスク管理はじゅうぶんに配慮していたと思われますが、作業員の安全面についてはどのように徹底されていたのかが気になるところです。

そのあたりのことは警察が現在も捜査しているとのことなので、新たな情報を待ちたいと思います。

過去にも工事現場の落下事故で作業員3人が死亡

SNSでは、大成建設が施工を担当する工事現場で、過去にも同様の事故を起こしていたという投稿がありました。

2017年、大成建設が元請業者を務めた丸の内二重橋前ビルの建設中に、作業員3人が高所作業中の落下事故で亡くなっています。

作業員が転落した丸の内ビルの工事現場(2017年当時)

このときの事故では、5階で50代の男性作業員が内壁の基礎工事をしていたところ、足場の鉄板が突然外れて約25メートル下に転落したとのことです。

同じ現場で作業していた40代の作業員2人とともに地下3階まで転落し、3人は死亡したそうです。

危険の多い工事現場で100%の安全はないのかもしれませんが、だからこそ細心の注意を払う必要があるといえます。

きっと、安全管理は徹底していたことと思われますが、いったいなぜ、事故は起きてしまったのでしょうか…。

事故を繰り返すブラック企業?

事故があった日本橋ビルの工事現場

警察の調べによれば、今回の事故直前に作業員は15トンの“梁”の上で作業をしていたことがわかりました。

「梁」はクレーンのアームにつり下げられ、下から複数の鉄骨で支えられていましたが、何らかの原因で落下し、梁の上で作業をしていた作業員を含むあわせて5人が3階部分に落ちました。

報道によれば、作業員はワイヤーでつるされた『梁』となる鉄骨の上で作業していたとのことですが、SNSではこの映像に疑問を感じる声もみられました。

事故当時、作業員5人は7階部分で長さ30メートル重さ15トンの鉄骨の“梁”を設置していたといいます。

5人の作業員はクレーンでつった梁の上に乗るなどしていたということですが、その際に梁がワイヤーから外れてすでに据え付けられたものも含め梁5本が5人とともに20メートル下の3階に落下したようです。

亡くなった2人の作業員は落下した梁の下敷きになったとのことです。

落下した梁は5本ということには驚きを隠せません…!

建設工事中には高所作業車の落下事故で3人の作業員が死亡しており、「過去最低の現場」と評されるまでの劣悪な労働環境や元請業者である大成建設の管理体制の問題が指摘されている。

引用元:Wikipedia

2017年の事故では過去最低の現場」と称されるほど劣悪な労働環境だったといいます。

同様の事故が起きてしまった今回の工事現場においても、もしかしたらそうした労働環境が強いられていた可能性が考えられます。

SNSでは、大成建設はブラック企業であると一部で確認されましたが、実際はどうなのでしょうか…。

真相が気になるところですが、このあたりの情報に関しては新たな報道を待ちたいと思います。

世間の反応

よくみなさん熟練の作業員が減ったからとかいうコメントが多いですが、その昔から熟練の鳶職も死亡事故起こします。 テレビしかない時代に工事現場で職人が1人死んでも騒がれなかっただけで。 それよりもやはり施工体制に問題があるとは思いますね。 必要以上に複雑な構造。 複雑になっても危険が増しても、職人がもらえる単価はたかが知れたもんです。 若い職人が増えないのはそういう事でしょう。

吊り作業における鉄骨等の吊り荷は落ちないという前提で工事なり施工している。しかし今回のように絶対はない。むしろ落ちるという前提で作業しなければならない。あと重大な作業の時は監督員の常時監視を徹底し少しでも危険性があれば即工事ストップで是正しないと。通常は始まりと完了時、何か不明な点がある時位しか立ち合わない。

吊り荷の鉄骨に安全帯を掛けていてそのまま鉄骨ごと落ちてしまったとニュースで見たけど、そもそも吊り荷の上に乗るって禁止のはずだよね? これは落下した二人が玉掛けのライセンスを持っていたかも問題になるし、クレーンのオペも乗せたまま吊り上げてしまった事、職長、監督、もちろんゼネコンにも相当責任が広がるだろうね。

下請け… 孫請け、玄孫請け… 安い単価で働かされて命削る労働者を軽視しすぎ。 大手ゼネコンはほんとに腹黒い!!

※引用元:Yahooコメント

まとめ

大林組と大成建設について、また過去の事故についても調査しました。

今後、作業員の労働環境が改善され、命の保証を含む安全面が徹底されるようになってほしいものです。

亡くなった方に関しては、気の毒すぎて言葉もありませんが…ご冥福をお祈り申し上げます…。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次