9月5日プロライダーの谷本音虹郎(おとじろう)さんが23歳で亡くなったことがわかりました。
谷本さんは、8月20日に栃木県で行われた国内最高峰の『2023MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ』に出場しましたが、
レース中のアクシデントで意識不明の重体となっていました。
谷本さんは将来有望とされた選手で、23歳という若さでの訃報に悲しみの声が広がっています。
この記事では、谷本さんが生涯をかけて取り組んだプロライダーとしての経歴について調査しました。
谷本音虹郎がレース中の事故で死亡
全日本ロードレース選手権に参戦している「Team TATARA aprilia」の公式サイトが5日、プロライダーの谷本音虹郎(たにもと・おとじろう)選手が死去したことを発表した。
引用元:スポニチ
谷本さんは、8月20日に開催された全日本ロードレース選手権の第5戦もてぎ2&4レースのJSB1000クラス決勝に出場しました。
3周目の1コーナーでアクシデントが発生し、レースは中断、谷本さんはドクターヘリで県内の病院に救急搬送され意識不明の重体が続いていました。
谷本音虹郎のwiki経歴
谷本音虹郎プロフィール…
名前:谷本音虹郎(たにもと おとじろう)
生年月日:2000年6月23日(享年23歳)
出身地:佐賀県鳥栖市
職業:プロライダー
谷本さんは4歳の時からバイクを始めたそうで、5歳のときにはすでにレースに出場していました。
また、2018年には18歳で国際ライダーに昇格し、国内外のオートバイのロードレースコースではスピードとテクニックを駆使した谷本さんのレーススタイルが注目されていました。
谷本さんはもともとの才能と自身の努力でライダーとして急速に輝きを放ち、数々のロードレース大会に参加し成績をのこしていました。
谷本さんのライダーとしての成績は以下のとおりです。
年 | 成績 |
2018年(18歳) | 国際ライダーに昇格 |
2019年(19歳) | speedHeart DOGFIGHTR YAMAHA からMFJ JP250にフル参戦し優勝 |
6月 | 鈴鹿サンデーロードレースJP250 4時間耐久レース参戦し優勝 |
10月 | MFJカップ JP250 第5戦で優勝 |
11月 | NGK杯のJSB1000でクラスで優勝 |
2020年(20歳)3月 | もてぎロードレース選手権のST1000クラスに出場 |
7月 | SUGOロードレースのST1000クラスに出場 |
2023年(22歳)4月 | 全日本ロードレース選手権で17位 |
8月 | 鈴鹿8時間耐久ロードレース総合38位 |
8月20日 | 全日本ロードレース選手権2023に出場、転倒事故 |
わずか5年で数多くの試合に出場し着実に成績を伸ばしてきた谷本さん。
これからを期待されていただけに、残念すぎます…。
将来有望なプロライダーだった
最近では、プロライダーの事故は少なくありません。
最近では、22歳のバイクレーサー埜口遥希さんが事故死しています。
選手たちも、レースがスタートしたら転倒を恐れずにただただ誰よりも先にゴールすることだけを考えてバイクを運転します。
谷本さん自身も、試合での転倒をものともせず次のレースに目を向けている様子を、X(旧Twitter)に投稿しています。
鈴鹿8時間耐久ロードレース
— 谷本 音虹郎 (@otojiro26) August 7, 2023
総合 38位
自分の転倒やトラブルなどもありましたが、完走することができました!
初めての8耐はとても悔しい結果で終わってしまいましたが、テストから含めて良い経験することができました。
GOSHI Racingの皆様、応援してくだった皆様、本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/mACodXB0Jn
事故の原因が気になるところですが、現時点においては公表されていません。
このあたりの情報に関しては、新たな情報を待って随時お伝えしていきたいと思います。
世間の反応
事故前日のピットウォークでうちの子供たちと写真を撮りました。予選のみの観戦で翌日事故の報せを聞き、ずっと心配をしておりましたがとても残念でなりません。写真を見返すたび、とても素敵な笑顔できっと子供たちにもレースを好きになってもらいたいという思いでピットウォークに参加してくれてたのだろうと思います。子供たちが大きくなったら、音虹郎さんのような命を懸け夢を与える大切さを伝えたいと思います。ほんの一時でしたが出会えて良かったです。ありがとうございました。安らかに。
先月も22歳のバイクレーサー埜口遥希さんが事故死したばかり、バイクは危ない。 私もオートバイ三十年乗りましたが何度も危ない目に合いました。レーサーとなるとバイクに乗れば常に死ととなり合わせです。それはおそらく本人もご家族も常に頭の中にあったことでしょう。ご冥福をお祈りします。
モトクロス用にネックプロテクターがあるのだから、ロード用にも応用できないかな、っていつも思う。 若い命が散ってしまったあとにできることは、より安全性の高いデバイス開発のはずだ。
高校生の頃、ライダーに憧れて教科書にバイクの絵を描いていた。なりたくてもなれるのはほんの一握り、折角掴んだ道半ばで無念だったと思います。心からご冥福をお祈りします。
※引用元:Yahooコメント
まとめ
プロライダーの谷本音虹郎さんの経歴について紹介しました。
23歳という若さでの事故死は悲しすぎますが…今はまず、谷本さんの御冥福をお祈り申し上げます…。
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