神戸市西区の住宅で起きた、監禁事件と男児遺体遺棄事件。
今回の事件で監禁されていたのが、穂坂沙喜容疑者きょうだいの母親である穂坂由美子さんです。
由美子さんは被害者として保護され、沙喜容疑者たちの子どもへの虐待や暴行が大きく報道されましたが、捜査が進む中で沙喜容疑者たちもまた幼い頃に母親から虐待を受けて育ったことがわかりました。
昔は虐待について現在ほど大きく取り上げられることはなかったようですが、当時の沙喜容疑者きょうだいをよく知る元同級生からは今回の事件を受けて「母親(由美子さん)に同情はできない」と話しています。
沙喜容疑者きょうだいは母親の由美子さんからどのような仕打ちを受けたというのでしょうか。
この記事では、穂坂沙喜容疑者きょうだいに対して母親の穂坂由美子さんがしてきた虐待や育児放棄について調査しました。
穂坂由美子は過去に子どもを虐待していた
調べによると、沙喜容疑者の弟であり、由美子さんの長男と次男の大地容疑者はいつも身体中あざだらけだったといいます。
特に大地容疑者への暴行が激しく、腕や身体には小さな楕円形のあざが多数つけられていたそうです。
そのあざは母親が当時2歳くらいの双子の姉妹に命令して、大地の腕や身体を噛ませてできたものです。
自分は手を下さずに、命令して他のきょうだいに暴行させるなんて…ひどすぎます。
また、由美子さんはその双子の姉妹のことは可愛がっていたとのことですが、兄である大地容疑者を噛むことで幼い彼女たちの心にも傷を負わせた可能性も否定できません。
他にも、次のような虐待が確認されています。
- 母親が4歳の大地のお腹の上でジャンプしようとしていた
- 殴られて自分の歯が自分の歯茎に刺さってしまった
- 鉄パイプで殴られて頭を切って縫ったこともあった
- 家でたばこを皮膚に押し付けられる“根性焼き”をされた
我が子に対するあまりにひどい仕打ちに、言葉も出ませんよね…。
また、沙喜容疑者きょうだいが受けた虐待は、体の暴力以外にとどまらなかったようです…。
『アホが』『クズが』という罵声が常に中部屋の外まで響いていた。
神戸市西区に移り住む前は垂水区の市営住宅で生活していた穂坂一家。
ここでは子どもたちへの言葉の暴力が頻繁に確認されていたようです。
毎日のように近隣住民に聞こえる大きさで怒鳴られる生活は、子どもにとって過酷だったに違いありません。
穂坂由美子は育児放棄の傾向があった
また、以前住んでいた市営住宅の近隣住民によると、沙喜容疑者きょうだいは十分な食事を与えられなかったり、家事のほとんどをきょうだいがやっていたそうです。
家のことは長男も含めた5人のきょうだいに任せきりで、長女の沙喜が仕切っていました。
小学生だった子供たちがごみ袋を抱えてごみ捨て場に運んでいた。
子どもが重いゴミの袋を持つので、重く引きずってしまい階段や廊下に生ごみを撒き散らかしたこともあったそうです。
そのことで近所からクレームが入ったときに謝ったのも子どもたちだったといいます。
きょうだいの中でも、双子の姉妹のことは可愛がっていたそうですが…
これらのことから、由美子さんには育児放棄の傾向があったことは事実といえそうです…。
穂坂由美子は男狂い?
一部の情報サイトでは、穂坂きょうだいの父親は全員違うという噂が確認されていますが、定かではありません。
ただ、文春オンラインでは由美子さんについての近隣住民からの情報を次のように報道しています。
週に1度ほど男性が出入りしていたようですが、結婚はせずシングルマザーだったようです
引用元:文春オンライン
また、前述したように、由美子さんは双子を可愛がっていたことや上の子3人に対して虐待していたという情報があります。
このことから、推測ではありますが父親が上の子3人と双子とで父親が違うからでは?と考えられる可能性もありそうです。
家事や育児を放棄して、週に1回出入りする男性との関係は続けていたようですから、親としては少々身勝手な印象も見受けられます…。
由美子さんが男好きだったかどうかは不明ですが、子どもが5人いるシングルマザーで週に1回自宅で会う男性がいた、という点を考えると、どこか奔放さを感じてしまいます…。
穂坂由美子は毒親で加害者?
これまでの調査で、由美子さんが過去に子どもを虐待し育児放棄の傾向があった可能性が非常に高いことがわかりました。
ただ、それが原因で今回の事件につながるとは断定できません。
どんなにひどいことをされても、母親への愛情があったか、もしくは母親からの愛情を求めていたのかもしれません。
ただ、今回の由美子さんに対する監禁や傷害については、沙喜容疑者たちの自身が受けた虐待に対する復讐心を感じずにはいられません。
暴行を受け、食事もまともに与えられず、育児放棄されたことは沙喜容疑者たちの人生に大きな影響を及ぼした可能性は非常に高いと考えられます。
また、沙喜容疑者の子どもの修くんへの虐待も、自身が受けた虐待が影響している可能性も否定できません。
しかし、由美子さんが毒親で加害者かどうかは、第三者ではなくあくまで当事者の沙喜容疑者きょうだいにしかわからないことなのかもしれません…。
虐待問題は闇が深いですね…。
世間の反応
祖母が可哀想と思ったら、違うんだね。 容疑者兄弟の子供の頃の生活が、大変だったことがもしかしたら、今の事件に繋がった気がした。 子供も大きくなれば大人になり、親は歳をとり力も弱くなる。そして、復讐されることもある。 なんとも言えないが、結局は、子供が可哀想なのかもしれない。
きょうだいで母親を監禁とはあまりに酷いと思っていたら、続報が出るごとにきょうだいがこの母親から受けた虐待の酷さに驚きました。 子供達は成人になり、母親は高齢になって力関係が逆転し暴力を受ける事になったんですね。 そんななか6歳児はどのようにして誰が殺したんでしょう。何度も助けを求めていたとの事でかわいそうでなりません。
虐待は連鎖することが多い。 でも連鎖は断ち切ることができる。 連鎖を断ち切るのは本人の力だけでは無理です。 周りの人、環境が助けなければ無理です。 味方になってくれる人が一人でもいれば成長と共に自分の生育環境と向かい合うことが出来るという経験談を多く目にする。
祖母の時から続いていた。悲惨な環境。4人の子どもたちもそんな中で育ったんですね。子育ての仕方がわからなかったかも。5人兄弟の1人は今どうしてるのかな?幸せな家庭を作ってくれてたらいいけど。
※引用元:Yahooコメント
まとめ
穂坂沙喜容疑者きょうだいに対する由美子さんの虐待や育児放棄について調査しました。
想像以上にひどい仕打ちを受けて育った沙喜容疑者きょうだいに対し、気の毒な思いもあります。
ただ、きょうだいが由美子さんを監禁したり修くんの遺体を遺棄したことは事実です。
まずはしっかり罪を償ってもらいたいですし、由美子さんも過去の自分の行動をよく考えるべきかと思われます…。
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