大阪府大東市で、娘に食事を与えず低血糖症にして入院させ、共済金をだまし取った疑いでパート従業員で母親の縄田佳純容疑者が逮捕されました。
娘は5年間に40回以上入退院を繰り返し、時には入院期間を延長させるために下剤を飲ませたこともあったそうです。
実の娘にすることとは思えない、残虐非道な仕打ちにネットでも非難の声が上がっています。
縄田容疑者の虐待の実態が気になるところです。
この記事では、縄田佳純容疑者が実の娘にした虐待について調査しました。
事件の概要
詐欺の疑いで逮捕されたのは大阪府大東市のパート従業員・縄田佳純容疑者(34)です。警察によりますと、縄田容疑者は今年1月、当時8歳だった娘に下剤を飲ませたり食事を食べないよう指示して低血糖症にさせたりするなどして入院させ、共済金6万円をだまし取った疑いが持たれています。
引用元:TBS NEWS DIG
縄田容疑者の犯行は、娘が入院していた病院で発覚しました。
娘の携帯電話から漏れ出た「食うなよ、寝とけ」などといった縄田容疑者の発言を聞いた看護師が異変を感じたことがきっかけだそうです。
親が子にかける言葉や行動とは思えませんね…。
縄田佳純の虐待がエグい!
縄田容疑者の虐待と考えられる行動は以下の3つです。
①子どもに食事を与えない
②下剤を飲ませる
③暴言がひどい
ひとつずつ見ていきたいと思います。
①子どもに食事を与えない
警察の調べによると、縄田容疑者は当時8歳の娘に対して、入院前の3日間で合わせて約700キロカロリー分の食事しか与えず、そのうち1日は絶食していたことがわかりました。
厚生労働省では、8~9歳女児の必要エネルギー量は最低でも1日1500キロカロリー必要とされています。
縄田容疑者が娘に与えていた食事量の少なさを痛感します…。
報道によれば、縄田容疑者の目的は娘に食事を与えないことで低血糖症にして入院させ、共済金や保険金を受け取ることだったようです。
また、娘が入院中も電話で食事をとらないよう命令していたといいます。
そして、娘を入院させた直後に、縄田容疑者は交際相手と旅行計画を立てたり、友人を岩盤浴に誘ったりしていたこともわかっています。
現時点でわかっているだけでも、縄田容疑者が娘を入院させた回数は43回で、共済金や保険金合わせて560万円は受け取っているとのこと。
お金が途切れることのないよう入院させて共済金を受け取るために、縄田容疑者は常に娘を飢餓状態にしていたのですね…。
ひどすぎます…!
②不必要な下剤を飲ませる
縄田容疑者は娘の入院を延期させるため、便秘じゃない娘に不必要な下剤を飲ませ消化器症状があるようにみせていたようです。
それも、成人用の下剤だったといい、当時8歳の女児の体にとって負担が大きかったであろうことは容易に想像がつきます。
小学2年生の頃から、ママからピンク色の変な薬を飲まされる。
その薬を飲むと気持ちが悪くなって、げーする。
調べに対し、縄田容疑者は「娘が健康になるよう下剤を飲ませた」と供述しているそうです…。
③言葉の暴力
娘にじゅうぶんな食事を意図的に与えなかったとされる縄田容疑者。
報道では、縄田容疑者の娘に対する言葉の暴力も明らかになっています。
- 「あんたが今せなあかんことはなに。泣くなよ。泣くなんてうっとうしいから警察に言うで。食うなよ、寝とけ」
- 「泣いている理由はユーチューブばっかり見てたから怒られたと(病院に)いいや」
- 「夜も食べんとしんどいって言っておき」
命令や支配、といった表現が適切に感じてしまう暴力的な言葉の数々。
これらの言葉を幼い子どもが浴びるように聞いていたかと思うと、いたたまれなくなります…。
受け取ったお金でエステや外食費にも
公開された縄田容疑者の写真からは、おしゃれで綺麗ないまどきのお母さんというイメージがあります。
縄田容疑者の娘と同じ学校に子どもを通わせているという知人女性が、次のように話しました。
見た目もきれいだし、ブランド品も持っているし。
身に着けているものはいいものばかり、指輪も時計もカバンも。
外見に対する意識は高かった様子の縄田容疑者。
ただ、縄田容疑者のパート収入だけでは身に付けられるものではなさそうですよね…。
それらが幼い子どもの体調不良と入院によってできたお金で買ったものかもしれないと思うと、許せない気持ちになりますね…。
世間の反応
同じ娘を持つ母としてとても憤りを感じます。なぜこんなことができるのか理解できません。この母親は人間ではなく鬼です。この子がもう少し大きくなって、自分のされたことを理解したとき、どんなに苦しむか。どうか、この子がすばらしい家族に出会って、これまでのことを乗り越えられるくらい大事に育ててもらえますように…。
娘さんのSOSをちゃんと救った看護師さん、病院の対応素晴らしいです。市や児童相談所など大人に絶望していた中で最後の救いの手だったのでは?この娘さんのこれから年齢を重ねていくなかで精神状態が心配ですが、救ってくれた看護師さんの様な大人もいると、どうか明るい未来を信じて生きて欲しいですね。
私は自分の作ったご飯を子供が美味しそうに食べている姿を見るのが幸せです。このニュースを見て胸が苦しくなりました。小さい時から1番頼りたい甘えたい人から裏切られて、苦しんで、命削らされて、、救いは手遅れになる前に発見されたこと。どうかこれからは優しい大人に見守られてほしいです。心身共に元気に過ごせるように祈ってます。
まだ9歳。なぜお母さんが食事を許さなかったのか、なぜピンクの薬を飲まされていたのか、なぜ入院ばかりさせられるのか、この子はもしかしたら理解していないかもしれない。 共済金の仕組みも知らないだろうし、お母さんが知らない間に男の人と旅行に行っていたことも知らなかったかもしれない。 いつかその事実を知ったとき、この子の傷はより深いものになることがなによりも心配です。
※引用元:Yahooコメント
まとめ
縄田佳純容疑者の実の娘に対する虐待について紹介しました。
縄田容疑者は逮捕されましたが、娘は今後どのような環境で生活することになるのか、再び縄田容疑者と生活することになって現状より悪い状況になってしまわないか…いろいろな心配があります。
引き続き、新たな情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。
コメント